生き物大好きな人におすすめ! 石垣島のダイビングポイント

ダイビングをするなら、国内ならやはり沖縄がおすすめです。豊かなサンゴ礁に恵まれた沖縄の海では他の地域では見られない多様な生き物を観察することができます。今回は沖縄の中でも石垣島から、生き物を観察するのが大好きな方に特におすすめのダイビングスポットを2か所ご紹介します。

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まずは川平石崎マンタスクランブルです。体が大きく、海を悠々と泳ぐマンタはダイバーに大人気ですが、高確率で遭遇できるダイビングポイントは世界にそう多くはありません。その点、マンタスクランブルはマンタがクリーニング(ベラなどの小魚に体についた寄生虫や古い角質を食べてもらうこと)目的で決まった根の周りをぐるぐるまわるので、こちらから探し回るまでもなく、ガイドの指示に従い待機していれば高確率で長い時間観察することができます。時には同時に何匹も現れることもあります。水深があまり深くなく、待機する際は岩場に捕まっておけばよいので、大物を観察できる割にはダイビングの難易度が優しくダイビング初心者にもおすすめです。冬になると風向きの関係上、ポイントに向かうことができなくなるので、マンタスクランブルに行きたいなら初夏から夏の間に行くのがよいでしょう。

次におすすめなのは大崎ハナゴイリーフです。豊かなリーフに広がるカラフルなハナゴイやキンギョハナダイの群れに光が差し込む様子がとてもフォトジェニックなポイントですが、このポイントでおすすめしたいのがコブシメというイカの産卵の観察です。このポイントも水深が浅く、じっくり観察することができます。コブシメの雌が卵をサンゴにひとつひとつ丁寧に産み付けていく様子は見ていてとても癒されます。雌が産卵している間、雄はそばで見張り役をしており、別の雄が産卵中の雌に近づくと雄同士の威嚇が始まります。雄の体表の模様がみるみるうちに変わり、体当たりで戦っている様子はとても見ごたえがあります。ただ、ダイバーにとって少し辛いのが水温です。コブシメの産卵は3,4月がピークなのですが、これは水温が最も低い時期でもあります。厚めのウェットスーツやフードベストなどの防寒対策は必須です。水中から上がったあとのボート上も寒いので、ボートコートなど羽織れるものを用意するのも忘れないようにしましょう。

終わりに、ダイビングで生き物を観察するときに心に留めていて欲しいことがあります。それは、観察する生き物にできるだけストレスを与えないことです。今のところマンタスクランブルではマンタがたくさん観察できていますが、あまりに人間がストレスを与えるといつかは現れなくなってしまうかもしれません。多くの人がダイビングポイントを楽しめるよう、ダイビングショップの間でルールが決められているので、ガイドの指示には必ず従いましょう。